平成19年度の主な調査研究実績
日本財団の助成金の交付を受けて、次のような調査研究を行っています。
タンカー火災の消火に関する調査研究
平成18年度は、直径30㎝のダブルハルタンカーを模した小規模実験機材による実験を行いボイルオーバー(一種の水蒸気爆発)の発生を確認しました。
平成19年度は、タンク直径を80㎝とし規模を大きくした場合の高温油層の降下速度について調査しました。その結果、直径80㎝のタンクは直径30㎝のタンクに比べて約2倍の降下速度となり、より実際のボイルオーバーに近い数値を計測しました。また、油の追加投入あるいは水霧放水による冷却実験、消火後のボイルオーバー発生実験を行いました。その結果、油の追加投入実験では油層を乱してしまいボイルオーバーの発生が早くなり、かつ、油量が多くなったことによりボイルオーバーも激しいものとなりました。水霧放水実験ではボイルオーバーは発生せず水霧による冷却効果を確認しました。泡消火剤による消火実験では、消火後に高温油の溢れ出しという形のボイルオーバーが発生し、消火後といえどもボイルオーバー発生の危険性があることを確認しました。
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